【問合わせてみた】ダイソンのバッテリーを長持ちさせる方法





ダイソンのバッテリーは、平均して3年持つといわれていますが、
使い方によっては5年持った方もいるそうです。


ダイソンのコードレス掃除機を折角購入したのにバッテリーが、
3年しか持たないというのは「短い」という気がしますよね。


今回、コードレス掃除機のバッテリーについてダイソン社に実際に問い合わせてみました。



目次
  1. バッテリーを長持ちさせるには?
    1. 長期間使用しないときはコンセントを抜く
    2. 充電の仕方で寿命は変わらない
    3. 涼しい所で保管する
    4. 通常モードで使い続けると長持ち?
  2. バッテリーを交換するには?
    1. 問い合わせは電話がベスト
    2. 購入して2年以内なら保証される
  3. ランプでバッテリーの状態を確認



バッテリーを長持ちさせるには?


バッテリーは、平均3年の寿命で、
その間に約1200回充電できるといわれています。


だからといって、3年経った瞬間から充電できなくなるわけではなく、
緩やかにフルで充電できる電力の量が減って行き、
やがて電力を蓄えておけなくなるという形で寿命を迎えます。


つまり、3年前後で、フル充電で稼動できる時間が徐々に短くなるということですね。


しかし、バッテリーは使い方を気をつけることによって
3年以上使い続けることができるようになり、5年間持たせた方もいるようです。


バッテリーの持ち時間を知りたい方は、「V6~V10 バッテリーの持ち時間が違う」をご覧ください。





長期間使用しないときはコンセントを抜く


ダイソンをたまにしか使用しない場合は、
コンセントを抜いて保管するようにしましょう。


充電したまま、長期間放置するとバッテリーの寿命が短くなってしまいます。
使用する頻度の割には、バッテリーの寿命が短くなることで、
コスパが悪いということになってしまいます。


ここで注意です。


充電しっぱなしで放置するのが悪いと言いましたが、
バッテリーが空の状態もバッテリーの容量低下を招くのでよくありません。


マメに充電し、ある程度の電力を貯めた状態で保管しましょう。


バッテリーは「空っぽ」か「フル充電」の状態が最も寿命を縮めるので、
中途半端な電力を常に保って欲しいという意味です。


月に1度掃除機を使用する場合、
掃除が終わった後にフル充電せずにそのまま仕舞っておけばOK
ということです。


面倒ですが電力が無くなったら、
その都度充電してから使用するようにしましょう。



充電の仕方で寿命は変わらない


ダイソンのバッテリーが充電の仕方によって充電回数が減るのかといえば、
そのようなことはありません。



例えば、


バッテリーが空の状態からフル充電しても、
中途半端に電力が残っている状態でフル充電しても、
空の状態から途中まで充電して掃除機を使用しても、


バッテリーの寿命に影響を与えることはありません。


掃除機を使い終えたら、バッテリー量の大小に関わらずそのまま充電してOKということです。


ここで注意です。


ただし、長期間使用しないのであれば、
使用後、充電が空の場合は少し充電してから仕舞うようにしてください。



涼しい所で保管する


掃除機は日の当たらない所に保管しておきましょう。


ダイソンのバッテリーは、リチウムイオン電池であり、
リチウムとは原子番号3の元素で、原子1個に電子が3つある物質です。


「原子番号 = 電子の数」です。


リチウムのイオンとは、本来、リチウムに3つあるはずの電子が2つになった状態をいいます。


つまり、本来あるべき電子数より少なかったり多かったりする物質を「イオン」といいます。


このリチウムイオンを利用した電池は、
長時間高温下に置かれるとマイナス極側の黒鉛が浸(ひた)された電解質が分解されてしまい、
容量の低下やパワー不足につながります。



lithium_charger
上図を掃除機で例えると、充電とは文字通り掃除機を充電しているときです。


放電というのは掃除機を使用しているときを指します。


このような理由から、温度が高くなる場所に保管しないように注意してください。



通常モードで使い続けると長持ち?


これはダイソン社に実際に問い合わせて得た情報ですが、
掃除機を強モードを頻繁に使用した場合と、
常に通常モードを使用した場合とでは、
後者の方がバッテリーを長持ちさせることができる
そうです。


しかし、当サイトに実際のデータも掲載したいと思い、
改めて問い合わせたところ「具体的なデータの報告はありません」とのご回答を頂きました。


ダイソン社の公(おおやけ)の実証データが存在しない以上、
明言は避けますが、ユーザーの経験に基づく情報と思われます。


通常モードでも十分に細かい塵を吸い込めるので試してみる価値ありです。



バッテリーを交換するには?


バッテリーが使えなくなり新品に交換したい場合は、
ダイソン社に電話で問い合わせるか、
最寄の家電量販店に問い合わせることで、
新しいバッテリーを入手することができます。


また、純正ではないですが他社メーカー製のバッテリーを購入し使用するという方法もあります。



問い合わせは電話がベスト


新しくバッテリーを入手したい場合、 直接ダイソン社に電話する方法がベストです。


というのも、インターネットではバッテリー交換の問い合わせを受け付けていないからです。


また、最寄の家電量販店でもバッテリー交換を受け付けているとはいえ、


店舗によってはダイソン社にバッテリーを取り寄せることができないところもあるため確実性に欠ける上、
それを確かめるための労力が余分に掛かってしまいます。


そういった理由から、直接電話して問い合わせることが最善といえます。


下記の電話番号から問い合わせることができます。


自動アナウンスに従って番号を入力し、
バッテリーに関するサポートに繋がったら、取り寄せを要請してください。


オペレーターさんに対応してもらえます。





購入して2年以内なら保証される


ダイソン購入後、2年以内であればバッテリーを無料で交換してもらえます。


こちらも、電話でダイソン社のオペレーターさんに訊くことで対応してもらえます。


万が一、購入したダイソンの登録を行っていなかった場合でも電話で登録も代わりにしてもらえます。


その際、いつ購入したのかを訊かれますが、
できれば嘘にならない範囲で購入日をお伝えください。


とはいえ、そこまで神経質になる必要はなく大雑把な日付を伝えればOKです。


しかも、古いバッテリーの返送義務はありません。


つまり、現在使用し終えた古いバッテリーが壊れていないとしても、
「壊れた」と伝えることで、新しいバッテリーを受け取ることが可能
ということになります…。


こうすればお得ですが、やはり嘘はよろしくないと思われる方にはおすすめしません。


個人の判断にお任せします。


交換したバッテリーを廃棄したい場合は「ダイソンのバッテリーは燃えないゴミに捨ててはダメ」もご覧ください。





ランプでバッテリーの状態を確認


ランプの状態
青色(点灯) 運転中(正常)
青色(点滅) バッテリーの電力が不足
黄色(点灯) 気温が寒する・暑すぎる関係でバッテリーが不安定状態
黄色(点滅) 気温が寒する・暑すぎる関係でバッテリーが不安定状態
赤色(点滅) バッテリーの寿命の場合あり


青色ランプは、点灯・点滅何(いず)れの場合でもバッテリーの状態は「正常」です。


点滅している場合は「電池が足りてないですよ~」とダイソンが教えてくれているので問題ありません。


青色以外のランプが点灯・点滅している場合がバッテリーの状態は「異常」ということになります。


黄色ランプは、点灯・点滅何れの場合でもバッテリーが気温の影響を受けて不安定になっているので、
掃除機を少し休ませてから使用すればOKです。


ただし、いつまで経っても黄色のランプが点いたままであれば、ダイソン社に電話しましょう。


赤色の点滅の場合、32回点滅したらバッテリーが寿命に達したので交換が必要です。





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